マンション売却豆知識コラム

2019年11月

「相続したマンションの取り扱い方が分からない」
「マンションの共有持分が売れるのか知りたい」
「共有名義になっているマンションの売却を依頼したい」

このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
共有名義の不動産は自分だけのものではないため、売却を依頼できるかの判断が難しいですよね。
そこで今回は、共有持分の売却についてご紹介します。
持分売却を依頼する時の注意点も解説していますので、共有マンションの売却について悩まれている方は必見です。


マンション売却

□共有持分とは

複数の所有者で1つの物件を所有している場合に、それぞれの人がその物件に対して持つ所有権の割合を共有持分と呼びます。
例えば、両親の死去によって、2人の子が1棟のマンションを相続した場合、それぞれの相続人の共有持分は2分の1ずつとなります。
共有持分が2分の1ずつというのは、不動産に関するあらゆる権利を相続人が2分の1ずつ所有しているということを意味します。


□共有持分の売却について

共有持分の建物や土地を売却する時は必ず所有者全員の同意が必要です。
これは、1つのマンションが2人の共有名義である時、それぞれの持分が4分の1と4分の3だったとしても、マンション自体はあくまでも1つであると考えられるためです。
ただし、自分の共有持分のみなら売却できます。
自分の持分に対しては完全な権利が認められるため、他の共有者の同意は必要ありません。


□共有持分売却の注意点

*他の持分共有者との関係に気を配る

他の共有者の同意がなくても売却は可能ですが、黙って売却すると後でトラブルに繋がる可能性があります。
法律上は同意が不要だとしても、他の持分共有者との関係にも配慮することをおすすめします。

*共有持分の売却価格は低くなる

共有持分の売却価格が低いことは頭に入れておきましょう。
なぜなら共有名義不動産の共有持分を一部だけ購入しても不動産を自由に扱えないため、購入側にメリットがないからです。
個人の買主を探すことが難しいのはもちろん、一般的な不動産業者でも共有持分の買取を行っているところはほとんどありません。
しかし、共有持分の買取を専門とする「共有持分買取業者」であれば、共有持分の買取をしてくれます。
共有持分を買取してもらうことを決めたなら、専門の業者に依頼してみましょう。


□まとめ

今回は、マンションの売却を検討中の方へ向けて、共有持分の売却についてご紹介しました。
共有持分の売却を依頼する時は、他の共有者とも相談した上で当社のような専門の業者に相談するとスムーズに進みます。

当社は大津市を中心にマンションを含めた不動産売却を専門的に取り扱っています。
マンション売却専門のスタッフも在籍しておりますので、ご相談者様の状況に合わせたサポートが可能です。
お気軽にご相談ください。

「マンションを売却したら、電気の使用停止はどのタイミングでするべき?」
「電力会社への申し込み方法がわからない!」
 このようにお考えの方が多いのではないでしょうか。 
電気の使用停止のタイミングは、多くの方が気になるポイントです。
内覧日に電気が使用できずに、暗い状態で内覧してもらったという失敗談をよく聞きます。
電気使用停止のタイミングを誤って、売却前に物件イメージを落としたくないですよね。
今回はそんな方向けに「電気使用停止のタイミング」について詳しく解説します。
 

電気を止めるタイミング
 
□マンション売却前に電気を止めない

*電気を止めるタイミングは引き渡し日

物件の電気を止めるタイミングは、引き渡し日をおすすめします。
夕方以降にいらっしゃる内覧者にとって、電気が使えない物件は見学対象から外されます。
日中にその物件を訪れても、冬場や夏場に室温調整ができないと、内覧者の満足度が下がるでしょう。

*再度訪れる機会がある

売買契約を取り交わした後でも、引き渡し日までの間にマンションを訪れる機会があります。
ただし毎日訪れるわけではないので、電気代は数百円程度といえるでしょう。
買い手が採寸や間取りの確認をしやすいよう、引き渡し日まで、電気を使用可能にしてみてはいかがでしょうか。


□電気使用停止の手続き

*各地域の電力会社に連絡する

電気の利用停止日が決まりましたら、物件管轄の電力会社へ連絡をいれましょう。
電気使用停止の手続きは、電力会社の「電話」「ホームページ」から申し込みできます。
管轄する電力会社がわからない方は、請求書等で確認できます。
日曜・祝日に電力会社へ電話が繋がらないので、電話でお手続きを進める際はお気をつけてください。

*使用停止日に立ち会いは不要

電気使用停止日には、お客様の立ち合いが不要で、退出日にブレーカーを落とせば問題ありません。
ただし、手続き上のトラブルや遠隔操作ができない場合、電気料金の清算を依頼する方は、立ち会いが必要になります。
使用停止日は、担当者の指示に従って手続きを進めましょう。

 
□まとめ

今回は「電気使用停止のタイミング」について詳しく解説しました。
電気使用停止のタイミングは、引き渡し日がベストといえるでしょう。
毎日マンションに訪れるわけではないので、電気代は数百円程度といえます。
日曜・祝日は電力会社へ電話が繋がらないので、お手続きを進める際にお気をつけてください。
ご不明な点がございましたらお気軽に当社までお問い合わせください。
当社の経験豊富なスタッフがマンション売却に関して全力でサポートいたします。

「マンション売却はどのタイミングですべきなのか?」
「マンション売却に最適な時期を教えて欲しい!」
 このようにお考えの方が多いのではないでしょうか。
 マンション取引時期は、買い手だけでなく、売り手にとっても気になるポイントです。
売却のタイミングによってマンションの売却額は大きく変動します。
適切な時期に売却して、売却額を最大限にしたいですよね。
今回はそんな方向けに「マンション売却のタイミング」について詳しく解説します。
 

マンションの売却タイミング
 
□マンション売却の判断基準 

*景気状態

景気動向のインフレ・デフレは、マンション売却を検討している方の指標になるでしょう。
景気が良い時期は、マンション取引が高額になる傾向があります。
例えば、周辺でショッピングモールなど大型の不動産開発プロジェクトの発表があった場合、景気の向上が見込めます。
マンション売却に最適な時期を見定めるために、景気状態を確認することが大切です。

*マンションの需要が増加する時期

インフレやデフレに関係なく、1年間の中でマンションの需要の高まる時期があります。
それは、学校の入学や会社の転勤・移動シーズンの3月〜4月です。
特に、入学や転勤を理由にマンション購入を検討する方が、非常に増加します。
一方で、マンション売却までには、3〜6カ月の期間が必要になるので、売却準備は余裕を持って初めておきましょう。

*マンションの築年数

マンション購入を検討している方の多くは、マンション築年数を基準にしています。
とりわけ、築年数が3年〜5年以内の物件は、ほとんど新築に近いと判断され、人気が高いでしょう。
一方で、築年数が15年をこえる物件は、購入を足踏みする方がいらっしゃいます。
15年以上経過している場合、既存の設備や施設にリフォームが必要なこともあります。
購入者目線に立って、マンション売却の時期を検討してみてはいかがでしょうか。

□マンション売却の注意点 

マンション売却のような高額取引の場合は、1〜2割の売却差で数百万円近く売却益に影響します。
当社では無料売却査定を行っているので、ホームページ上のご相談フォームをご利用ください。
 

□まとめ

今回は「マンション売却のタイミング」について詳しく解説しました。
マンションの売却タイミングは、もっとも需要の高まる時期が最適といえるでしょう。
特に、多くの方は、入学・転勤シーズンや築年数を基準にしてマンション購入を検討します。
購入者の目線に立って、ベストなタイミングでマンションを売却したいですよね。
ご不明な点がございましたらお気軽に当社までお問い合わせください。
当社の経験豊富なスタッフがマンション売却に関して全力でサポートいたします。

「マンションを売却する際は、掃除をした方が有利になるの?」
「取引前にマンションを掃除した方が良いメリットを教えて!」
 このようにお考えの方が多いのではないでしょうか。
 取引前にマンションの掃除をするかは、売却する方にとって気になるポイントです。
特に、マンションの清潔感は、内覧時の評価に大きく影響するといえます。
マンションを綺麗な状態で渡して、気持ちよく取引したいですよね。
今回はそんな方向けに「マンションを掃除するメリット」について詳しく解説します。

マンションの掃除  

□中古マンションの需要

予算の問題から中古マンションの購入を検討し、内覧会に参加する人は、ある程度の汚れなどは承知しています。
あまりに生活感が残る物件では、マンションの購入を足踏みする方がいらっしゃいます。
内覧時の第一印象が良いと、契約を交わす可能性が高まるといえるでしょう。


□内覧時は清潔感が大事!

内覧時にいらっしゃる方は、マンションの清潔感を重要視します。
特に、マンション売却する場合、玄関や水回りの清潔感は要チェックです。
カビや水垢などがあると不潔な印象を与えるため、売却時には不利になるでしょう。

*水回り

水回りが綺麗な状態だと、内覧者の物件に対する評価は高くなります。
仮に、築年数が10年以上の物件でも、清潔感がある場合は購入される可能性があります。

*リビング

リビングは家の中でもっともひろい部屋です。
リビングに開放感がでるように、なるべく物は減らしておきましょう。
特に、リビングの清潔感やインテリアの配置を工夫することが大切です。


□取引前のマンション掃除は任意

一般的な売買契約では、売主は引渡し前に掃除やハウスクリーニングをする義務がありません。
マンション取引前の掃除は、各自で必要性を判断してください。
特に、掃除の目的は、買い手の方に綺麗な状態で気持ちよく引渡すことです。

*マンションのクリーニングが必要な場合

ハウスクリーニングが条件として売買契約に記載されている場合は、業者にクリーニングを依頼する必要があります。
一方で、もともとの売却価格からクリーニング費用を差し引くこともあります。
マンションの売却を検討している方には、買い手の責任でハウスクリーニングをする契約をおすすめします。


□まとめ

今回は「マンション取引前に掃除するメリット」について詳しく解説しました。
マンション取引前の掃除は、売却者の任意で判断するべきといえるでしょう。
特に、内覧時にマンションが綺麗な状態だと、物件評価が高くなります。
また、売買契約にハウスクリーニングが条件の場合があるので、注意してください。
ご不明な点がございましたらお気軽に当社までお問い合わせください。
当社の経験豊富なスタッフがマンション売却に関して全力でサポートいたします。

「マンション売却にかかる消費税が知りたい!」
「場合によっては消費税がかからないケースもあるの?」
 このようにお考えの方が多いのではないでしょうか。
 マンション取引で売却益が発生した場合、消費税が課税される項目があります。
一方で、居住用のマンションは消費税の対象外といわれています。
安心してマンションを売却するために、売却に伴う消費税について把握したいですよね。
今回はそんな方向けに「マンション売却に関する消費税」について詳しく解説します。
 
消費税
 
□マンション売却の消費税

マンション売却では、消費税の課税対象と非課税対象の項目があります。
特に「土地の売却」に関しては、消費税が非課税になるので注意してください。
マンションの売却は、土地の敷地利用権と建物を一緒に売却します。
購入者が個人と事業者の場合でも、消費税の課税に違いがあるので、次に詳しく説明いたします。

*個人には消費税がかからない

マンション売却時には、個人の売却益は消費税の対象ではなく、企業や法人のような事業者に発生します。
消費税の課税対象は、売却側が個人か事業者によって変化するといえるでしょう。
また、マンション売却の2年前に課税売上高が1,000万円以下の事業者は、消費税を上乗せした売却益でも納税義務が発生しません。
すなわち、事業者の中でも、消費税の課税対象にならない場合があるので、課税売上高を確認しておきましょう。


□サービスの手数料に消費税がかかる

*不動産会社への仲介手数料

不動産会社の仲介でマンションを購入した場合、仲介手数料に消費税がかかるので注意しましょう。
特に、仲介手数料の消費税を算出する際は、マンションの売買価格を税抜き価格で計算します。
消費税の計算方法が不安な方は、業者の方に相談してみてはいかがでしょうか。

*司法書士への依頼報酬

マンションの登記手続きは、専門の司法書士を雇うのが一般的です。
司法書士は登記手続きの代行サービスを提供するため、消費税の課税対象になります。
依頼報酬に消費税はかかりますが、手続きの正確さと時間を考えると司法書士への依頼が無難といえるでしょう。
 

□まとめ

今回は「マンション売却に関する消費税」について詳しく解説しました。
土地や個人のマンション取引に消費税はかかりませんが、専門業者からサービスを受ける手数料に課税されます。
また、手数料の算出方法や課税対象は、項目によって様々といえるでしょう。
ご不明な点がございましたらお気軽に当社までお問い合わせください。
当社の経験豊富なスタッフがマンション売却に関して全力でサポートいたします。