マンション売却豆知識コラム

2020年6月

大津市でマンション売却をご検討の方はいらっしゃいませんか。
マンションを売却する方法としては、買取と仲介が考えられます。
今回の記事では、買取と仲介の違いとは何か、どういった人が向いているのかについてご紹介します。
 
仲介

□マンションの売却における買取と仲介の違いとは
 
まず「買取」についてご紹介します。
買取とは、売却したい物件を不動産会社に買い取ってもらう方法のことをいいます。
金銭面での交渉で合意すれば、すぐ手元に現金を手に入れられます。
また、物件の広告が出されないため、近所の方に売却を知られる心配もありません。
 
しかし不動産会社は買取した物件を転売するため、その販売のための経費を考慮した上で、利益が出るように買取金額を相場より低めに設定する傾向があります。
すぐに売却可能である反面、高く売れる可能性は低いことを押さえておきましょう。
 
次に、「仲介」についてご紹介します。
仲介とは、売却したい物件の買い手を不動産会社に探してもらう方法です。
希望金額をもとに買い手を探すため、買取に比べて高い金額で売れることが魅力です。
 
ところが、買い手がすぐに見つかる保障はありません。
何度も価格や条件を見直す場合もあり、売却が長期化してしまうことがありますので注意しましょう。
 
□買取に向いている人とは
 
買取に向いている人には、2つの特徴があります。
 
1つ目は、短期間で売り、早く手元に現金が欲しい場合です。
例えば、急な引越しのために早く売却したい、新居購入のために早く現金を手に入れたいといった例が挙げられるでしょう。
 
2つ目は、売却したいマンション自体が古い場合です。
例え老朽化が目に見えていなくても、水道管の老朽化や配管のつまりが生じている恐れがあります。
もし仲介で売却した後に欠陥が見つかった場合、契約不適合となり売り主が修繕費の負担や損害賠償を求められることもあるため注意しましょう。
契約不適合責任とは、物件が品質に関して契約の内容に適合しない場合に、売り手が買い手に対して負う必要がある責任のことです。
 
買取を考える時には、築年数が30年以上を目安とすれば良いでしょう。
耐震基準が旧型のマンションの場合、日本は地震が多いため買い手が見つかりにくい傾向があります。
 
□まとめ
 
マンションの売却方法として、買取と仲介をご紹介しました。
当社では、仲介手数料が不要な高価買取、買取保証が付いた仲介を行っています。
買取保証とは、一定期間内に売却できなかった時に予め決められていた価格での買取を保証することで、資金計画が立てやすいと好評を頂いております。
是非一度、ご相談ください。

マンションの売却をお考えの方はいらっしゃいませんか。

「買取」を選ぶ方の中には、価格が相場より低くなるとしても、確実に早く売却できることを魅力に感じている方も多いでしょう。

そこで今回は、マンション買取の注意点について解説します。


注意事項

 

□マンション買取の注意点とは

 

買取でマンションを売却する時には、3つの注意点を押さえておきましょう。

 

1つ目は、引き渡し時の条件を決めておくことです。

曖昧なまま引き渡してしまうと、後になって処分費用が請求されることがあることを押さえておきましょう。

 

2つ目は、相場価格を確認することです。

売却したいマンションと同じような間取りや階数、築年数のものを調べることで、相場価格を確認できます。

このような情報はインターネットで簡単に手に入れられるため、相場とかけ離れた金額の売買をしないためにもあらかじめ準備しておきましょう。

 

3つ目は、査定は複数の不動産会社に依頼することです。

理由は、査定価格や契約条件が会社によって異なるからです。

特に査定額は、各会社によって得意な物件やエリアの特性がさまざまであるため、100万円から1,000万円程異なることがあります。

 

□マンション買取のメリットとは

 

前述した3つの注意点を押さえていれば、マンション買取には沢山のメリットがあります。

 

1つ目は、資金計画が立ちやすいことです。

買取は、金額面で合意さえすればいつでも売却できるため、時期やスケジュールを希望に合わせて調整できます。

また、すぐに現金化できることも魅力的でしょう。

新しいマンションに買い替えをご検討中の方など、すぐに大きなお金が必要な方には特に買取をおすすめします。

 

2つ目は、内覧の必要がないことです。

買取では不動産業者が一度見るだけなので、何度も内覧を行う必要がありません。

内覧を行う時は、できる限り高く売るために念入りな掃除が必要であるため、とても大変です。

 

3つ目は、契約不適合責任がないことです。

契約不適合責任とは、事前に説明を受けていない重大な欠陥があった場合等、マンションの引き渡し後であっても、売り手は保証する必要があることです。

これは、売買契約の条項で概ね引渡し後2か月以内に見つかる欠陥が対象である、消費者を守るための責任です。

しかし買取の場合は、買い手が消費者ではなく業者なので、この責任が発生しません。

 

□まとめ

 

マンション買取における注意点とメリットをご紹介しました。

当社は、仲介だけではなく買取についてのご相談も承っています。

査定や相談はすべて無料で行っていますので、是非お気軽にお問い合わせください。


急にお金が必要になったので、マンションのリースバックを行いたいと考える方はいらっしゃいませんか。
リースバックを行う際には、気をつけるべき注意点があります。
リースバックの利用をお考えの際には、ぜひ確認しておきましょう。

注意事項

□リースバックとは

リースバックについて詳しくわかっていないという方もいらっしゃるかもしれません。
リースバックとは、賃貸借契約付きの売却です。
持ち家のマンションを不動産会社に売却し、その後不動産会社と賃貸契約を結び、同じマンションに住み続けられます。
賃貸契約を結ぶため、マンションを売却しても引越しをしなくても良いというメリットがあります。
マンションを売却して現金を捻出したいけれど、引越しはしたくないという方におすすめのサービスと言えるでしょう。

□リースバックを利用する時の注意点

同じマンションに住み続けながらもマンションを売却できるリースバックは、今すぐ現金が必要な方にとって魅力的だと言えます。
しかし、リースバックには気をつけるべき注意点があります。
安心してリースバックを利用するために、確認しておきましょう。

*安定収入があること

一般的に賃貸を借りる時には、家賃を払い続けられる安定した収入があるかどうかの確認をされます。
これと同じように、リースバックでは安定収入があるかを確認されます。
そのため、新規事業立ち上げのために資金が必要な場合や、仕事を失って当面の生活費のために現金が必要な場合は、リースバックができないかもしれません。

*名義人全員の同意が必要

マンション契約の時には、名義人が決まっています。
名義人がリースバックを行う本人のみの場合は気にせずに契約を進められますが、名義人が複数いる場合もあるでしょう。
この場合、名義人全員の同意なしに契約を進めると、後からトラブルになる可能性があるため、注意が必要です。

*売却価格がローンの残債を上回っている

マンションのリースバックでは、マンションを売却した後、売却したお金でローンを完済し、残った現金を一括で受け取ります。
しかし、ローンの残債がマンションの売却額を超えている場合、そもそもリースバックが利用できないことに注意しましょう。
リースバックを利用する際は、ローンが完済できている状態が理想的です。

□まとめ

リースバックには、安定収入、名義人全員の同意、ローン残債が少ない、という条件が必要です。
リースバックをご検討の方は、これらの条件に当てはまるかを確認しておきましょう。
大津市にお住まいでリースバックについてご不明点やご相談等ございましたら、ぜひ当社にご相談ください。

大津市でマンションをお持ちの方で、引越しをせずにマンションを売却できるリースバックが気になっているという方はいらっしゃいませんか。
リースバックでは、住宅に住み続けられる期間が決まっています。
今回は、マンションのリースバックの契約期間について解説します。

期間

□リースバックでの契約

まずは、リースバックの仕組みについて確認しておきましょう。
リースバックを行う時には、大きく分けて二つの契約を行います。
リースバックでは、マンションを不動産会社に売ってから、不動産会社からマンションを借りるという流れで契約をします。
そのため、売る時と借りる時に契約が生じます。
それぞれについて確認しておきましょう。

まずはマンションの持ち主が、不動産会社に対してマンションの売買契約を行います。
そして売却額の決済後、新たなマンションの持ち主である不動産会社と定期借家契約を行います。
定期借家契約では、期間が満了すればその後は契約の更新がされず、契約が終了します。

しかし、必ず出ていく必要があるというわけではありません。
貸主と借主の双方合意の上での再契約が可能です。
ただ、契約期間内の途中解約ができないことに気をつけましょう。

□定期借家契約の期間

リースバックでは、一般的な賃貸と同じく、期間を決めて不動産の貸借を行います。
では、この期間はどのように決まるのでしょうか。
また、一般的にどのくらいの期間なのでしょうか。

リースバックでの賃貸契約の期間は、借主と貸主の間で任意に決められます。
一般的には2~3年が契約期間として定められます。
お互いの信頼のもとに期間を決定しましょう。

ただ、長期間の賃貸をご希望される場合は、最初の契約時にはその旨を契約に盛り込みましょう。
というのも、契約満了時点で追い出されてしまう可能性があるからです。
賃貸契約を更新する場合は、更新の意思表示をし、それが受諾されれば問題なく更新できます。

リースバックでは、賃貸としてしばらく住み続けた後にマンションを買い戻す契約もできます。
しかし、その契約はマンションから出て行ってしまえば破棄されてしまうため、賃貸契約を結んでいる間に買い戻しをする必要があります。
買い戻しを予定している方は、ぜひこの点に注意しましょう。

□まとめ

マンションのリースバックにおける賃貸契約の期間は、契約者同士によって決められるものです。
リースバックについてより詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

マンションの売却をお考えの方で、売却の価格や期間が分からなくて不安だという方はいらっしゃいませんか。
価格や期間は物件により異なりますが、目安を知っておけば安心して売却活動が行えます。
今回は、マンションの売却の目安について、大津市の業者がご紹介いたします。

売却

□マンションの売却価格の目安について

マンションは、立地や築年数、劣化具合などさまざまな要因で価格が変動します。
そのため、全国一律での相場や目安はありません。
しかし、マンションの価格の決まり方には、一定の目安があります。
特に周辺の条件がよく似たマンションの売却事例は、売却額の目安を考える上で大切な指標です。

この指標を用いた査定方法は取引事例比較法と言い、市場性を重視したものです。
取引事例比較法ではどのような手順で査定するのでしょうか。
この場合、査定物件と過去に成約取引のあった近辺のマンションで築年数、 階数、方位、駅距離、間取り、室内状況、分譲会社などをもとに点数をつけます。
そして、成約物件の1平方メートルあたりの単価を計算し、査定物件の点数に反映させます。
仮に成約物件と査定物件の点数と占有面積が同じであれば、机上価格は同じになるという計算です。

□マンションの売却活動を行う期間

マンションの売却活動には、かなりの時間がかかります。
目安として、短くとも3ヶ月程度、長ければ半年以上かかることがあります。
この期間は、不動産会社と仲介の契約を結んでから売却が完了するまでの期間であるため、事前にネットで情報を調べたりする期間は含まれていません。

マンションには、高く売れる時期があります。
前述のように売却活動には時間がかかるため、高く売れる時期に合わせて売り出せるよう、早めに準備をする必要があるでしょう。

準備の目安を立てるためにも、マンション売却のおおまかな流れを確認しておきましょう。
まず、売る前には相場を調べたり書類を揃えたりといった準備を行います。
その後、査定依頼をし、不動産会社と契約を結びます。
契約がまとまれば、売却活動を開始します。
売却活動の期間は短く見積もらず、基本的に長期化すると見ておきましょう。
運良く買い手が見つかれば、売却契約をし、引き渡しをして完了です。
手続きが多いため、混乱しないようにいつ何をすればいいかを把握しておきましょう。

□まとめ

マンションの売却価格の目安は、さまざまな要因で決定します。
一概に築年数だけでは想定できないので注意しましょう。
マンション売却は長期戦です。
信頼できる不動産会社と契約を結びましょう。
当社でもマンション売却のお手伝いをさせていただいています。
マンション売却をお考えの方はぜひご連絡ください。