マンション売却豆知識コラム

2020年6月

マンションの売却を検討中の方で、ライフラインの契約はどのようにすればいいのか分からなくてお困りの方はいらっしゃいませんか。
今回は、ライフラインの中でも水道について紹介します。

水道手続き

□マンション売却の時、水道の使用停止はいつする?

マンションを売却する時に、水道の停止時期で迷っている方は多いかと思います。
マンションの水道を停止するタイミングは、決済・引き渡し日です。
決済・引き渡し日に水道の使用を停止するのには理由があります。
どのような理由でしょうか。

*売り出し中に掃除をするため

マンションは、売り出してからすぐに売却ができるとは限りません。
そのため、マンションが売れるのを待っているうちに、排水溝から異臭がしたり、部屋が汚れてきてしまいます。
異臭がしたり、部屋が汚れていると、内覧の時に心象を悪くしてしまいます。
更に、湿気によりカビが発生してしまえば、売れる確率は大きく下がってしまうでしょう。
定期的に掃除をするためにも、マンションの売り出し中には水道を止めないほうが賢明です。

*引き渡し前に掃除ができる

こちらも掃除をすることに関する理由です。
買い手が見つかるまでは掃除をする必要があります。
では、買い手が見つかればすぐに水道を止めてもいいのでしょうか。
マンションを売るという観点で言えば、問題はありません。
しかし、決済までに水道を止めてしまえば、また開通作業をしなければ買主は水道を使えません。
引っ越し前に掃除がしたいという方も多いでしょう。
気持ちよく取引を行うためにも、決済・引き渡し日までは水道を止めないでおきましょう。

□マンション売却時の水道使用停止の流れ

決済・引き渡し日にはどのような流れで水道を止めればいいのでしょうか。
流れを確認しておきましょう。
まずは、水道局(マンションの管理組合の場合もあります)へ使用停止の申し込みを行います。
そして、その後に必要書類を準備します。
あとは使用停止の当日を待ちましょう。
水道停止に立ち会いは不要なので、手続きに不備がなければ予定日に水道は止まります。
水道を使用した日までの精算が残っているはずなので、最後の水道代を払って停止手続きが完了です。

□まとめ

マンションで水道を止めるタイミングは決済・引き渡し日がおすすめです。
マンションが売れるためや、売れた後に気持ちよく取引をするためにも、決済・引き渡し日に水道の使用停止を行いましょう。
マンションの売却ではこの他にお困りごとがあるかと思います。
当社ではマンションの売却についての相談を受け付けております。
お困りでしたらぜひご相談ください。

マンションを売却したいけれどいつかは買戻したい、とお考えの方はいらっしゃいませんか。
そんな方にはリースバックがおすすめです。
リースバックを利用すれば、一度売却して現金を受け取り、同じ場所に住み続けながら、将来的にマンションの買戻しが可能です。
詳しく確認しておきましょう。

買戻し

□リースバックでは売却後に買戻しが可能

マンションを元に現金を得る場合、売却が主流です。
マンションを売却する場合は、売却先である買主が必要です。
もちろん売却したマンションは新しい買主のものになります。
場合によっては買戻しが可能ですが、一般的には買い戻せる見込みはなかなか低いでしょう。
しかしリースバックであれば、マンションを売却した上で将来的に買戻しが可能なのです。

リースバックでは、持ち家であるマンションを不動産会社に売却し、そのまま賃貸契約を結んで、同じ場所に住み続けます。
同じ場所に住み続けるため、買戻しをしたくなった時にスムーズに実行できるのです。

□リースバックしたマンションを買戻す場合の価格

リースバックしたマンションは、再売買予約権という権利をつけて売却していれば、買戻しが可能です。
再売買予約権は、いったん売却した不動産等を買戻すための予約です。
しかし、売却した価格と同じ価格で買戻しができるとは限りません。
では、どのくらいの価格で買戻しができるのでしょうか。

一般的には買戻しの時の価格は、リースバックした時の売却価格の1.1〜1.3倍程度の価格だと言われています。
価格が高くなる理由は、マンションの購入時と買戻し時に生じた諸費用が購入代金に上乗せされるからです。
また、それ以外にも、リースバックの利益を受けるに見合った費用を上乗せされる場合もあります。
いずれにせよ、売却代金よりも高い価格で買戻しをすることになるでしょう。

この買戻しの契約は、リースバックの時に再売買予約権という権利をつけて結べることを先ほどご紹介しました。
この契約の時に、買戻しの価格も定められます。
はじめから買戻しの費用が分かっていれば買戻しのための資金計画も立てやすいです。

反対に、契約で定めておかないと、買戻しを希望した時に拒否されてしまうかもしれません。
将来的な買戻しを希望の場合、必ず契約しておきましょう。

□まとめ

リースバックを利用すれば、マンションを売却しても買戻しが可能です。
買戻しを成功させるには、リースバックの契約をする時に買戻しの契約もあらかじめしておくことが大切です。
大津市にある当社ではリースバックのご相談も承っております。
もちろん買戻しについてもご相談できますので、ぜひお問い合わせください。