マンション売却豆知識コラム

2020年2月

「リースバックの流れを知りたい」
リースバックを検討している方はいらっしゃいませんか?
リースバックは魅力的な仕組みですが、流れがよく分からないという方もいると思います。
リースバックする前に、全体的な流れをおさえておきたいですよね。
そこで今回は、リースバックの流れについてご紹介します。

契約

□リースバックの流れ

*業者に連絡

まずは不動産会社に問い合わせや連絡をしましょう。
このタイミングでプランについて詳細に聞いておくことをおすすめします。
経年数など、不動産について知っていることはまとめておくとスムーズです。

*机上査定

業者から査定に必要な情報を聞かれるので、間違いが無いように伝えてください。
その情報を元に、業者が査定をします。
あまりにも想定と違う場合は理由を聞いてみてください。

*現地査定

実際に業者が不動産に出向いて、不動産の価値などを査定します。
この査定が終わると、いよいよ賃貸料金や詳細な買取金額、詳細なプランなどが提示されます。
ここで重要なのは、希望とあまりに違う内容であれば理由を聞いておくことです。
「素人だからよく分からないので、そういうものなのかもしれない」と思ってはいけません。
悪質な業者は、そこにつけこんで不利な条件を提示してきます。
質問するだけなら損はないので、自分が納得できるまでしっかり聞いておきましょう。

*書類の提出と契約

必要な書類を提出して契約になります。
書類については下で詳しくご紹介します。


□必要書類について

*申し込み時、査定時

申し込み時や査定時は、まず住宅ローンの確認書類が必要です。
リースバックは、家を売却したときの金額がローンの残高を超えていないとそもそも利用できません。
大事な指標となるので絶対に必要な書類です。
また、税金の確認書類も必要です。
固定資産税が未納では取引できないので注意しましょう。
他にも本人確認書類、不動産の確認書類、収入の確認書類が要ることが多いですが、場合によっては一部で良いこともあります。

*契約時

契約時は実印と印鑑証明書が必要です。
また、登記識別情報か登記済証、固定資産評価証明書、委任状も必要になります。
印鑑証明書は三ヶ月しか有効ではありません。
一度取っていても、契約時までにもう一度取る必要があるので注意しましょう。


□まとめ

今回はリースバックのトラブルについてご紹介しました。
当社ではリースバックに関するご相談を随時受け付けております。
不動産のプロが、誠心誠意お客様をバックアップいたします。
興味がある方は、ぜひ一度当社までご連絡ください。

「リースバックをすると固定資産税は要らないと聞いた」
リースバックは家を売却してから賃貸として借り直すので、家が自分の持ち物ではなくなります。
所有権が変わるので、固定資産税の扱いが分かりにくいですよね。
そこで今回は、リースバックしたときの固定資産税の扱いについてご紹介します。

税

□リースバックをしたときの固定資産税の扱い

リースバックをすると家の所有権が変わるので、固定資産税を支払う必要はありません。
ただし、リースバックをしたその年だけは固定資産税の扱いが複雑です。
固定資産税は、1月1日に所有者である人が支払う必要があります。
つまり、リースバックをした年は、自分が固定資産税を支払わなければなりません。
しかし、例えば2月にリースバックをしたとしたら、「後の10ヶ月は別の人が所有しているのに自分が固定資産税を払うのはおかしい」と考える人も多いでしょう。
そこで慣習的に、固定資産税は日割りで精算されます。
固定資産税を一年の日数で割り、所有していた日数に応じて分割して払います。
そして、その翌年からの固定資産税は全て新しい所有者が払います。
当然ですが、家を買い戻した場合はまた固定資産税を支払う必要があるので注意してください。
家の買い戻しは先のことと考える方も多いと思いますが、契約によっては数年の内に買い戻さないと契約が終わるものもあります。
契約内容はしっかり把握しておきましょう。


□固定資産税から考えるリースバックのメリット

固定資産税は家の大きさや地域にもよりますが、年間数十万円にのぼることもあり、大きな負担です。
この負担が無くなることもリースバックの大きなメリットと言えます。
リースバックをすると、月々のローンの支払いよりも家賃の支払いの方が金額の面で大きい場合もあります。
そのことでリースバックを躊躇する方もいます。
しかし、月々の支払いを考えるときは固定資産税のことも考えてください。
仮に年12万円の固定資産税がかかる場合は、単純計算で月々の支払いは一万円です。
もしリースバックの家賃の支払いがローンの支払いよりも数千円高くても、トータルで見ればリースバックによる支払いの方が安いです。
見落としがちなポイントなので、注意しましょう。


□まとめ

今回はリースバックのトラブルについてご紹介しました。
当社ではリースバックに関するご相談を随時受け付けております。
不動産のプロが、誠心誠意お客様をバックアップいたします。
興味がある方は、ぜひ一度当社までご連絡ください。