2020/09/11(金)
「リースバックを検討している。」
「どのような条件が必要なのだろうか。」
大津市にお住まいでこのようにお考えの方はいませんか。
リースバックはメリットも多いですが、利用するためにはいくつか条件があります。
そこで、今回はリースバックの条件についてご紹介します。
□リースバックを利用するための条件とは
様々なメリットがあるリースバックですが、条件もなく利用できるというわけではありません。
以下で、多くの場合に必要とされる条件についてご紹介します。
1つ目の条件は、安定した収入があることです。
リースバックは住居を第三者に売却して、賃料を支払ってまたその住居に住み続けるといった方法で、一般的な賃貸と同様に賃貸契約を結んで賃料を支払います。
そのため、ある程度の支払い能力があるかどうかが条件になるのです。
しかし、必ず正社員である必要があるといったわけではありません。
しっかり賃料が払える程度の収入があるようであれば、派遣社員やパートの方でも利用できるので、安心してください。
2つ目の必要な条件が名義人すべての同意です。
リースバックは自宅を売却することになるため、自宅の名義人すべての同意が必須です。
そのため、リースバックを検討している方は、名義人の方に連絡を入れて、リースバックを利用することを伝えましょう。
□リースバックを利用する時の注意点とは
では、リースバックの注意点はあるのでしょうか。
以下で、詳しくご紹介します。
1つ目の注意点は、所有権が第三者に移るということです。
所有権が第三者に移ったとしても、賃料を支払うこと以外は見た目にほとんど影響はありません。
しかし、不動産の所有権を第三者に渡した場合、自宅を親族へ相続できなくなります。
所有権を取り戻したい場合には買い戻す必要があるので注意しましょう。
2つ目の注意点は、家賃が相場よりも高くなる傾向にあることです。
リースバックでは賃料を支払う必要がありますが、この賃料がその物件があるエリアの相場よりも高くなる傾向があります。
そのため、しっかり資金計画を立てておきましょう。
3つ目の注意点は、売却価格が相場よりも安くなる傾向にあることです。
リースバックを利用して不動産を売却する場合、相場よりも売却価格が安くなりやすいです。
しかし、現金化できるスピードは速いので、すぐに手元に現金が欲しいといった方にはおすすめです。
4つ目に挙げられるのは、任意売却との併用ができないケースもある点です。
住宅ローンの返済が難しい不動産を、その不動産の債権者の合意を得て売却すること「任意売却」といいます。
市場相場が不動産に適用できる可能性があり、余裕のある返済ができるのは魅力的ですが、任意売却は債権者の合意を得ていることが必要条件になります。
債権者との交渉次第では、リースバックとの併用はできないのです。
□まとめ
今回はリースバックを利用するために必要な条件についてご紹介しました。
リースバックにはある程度の支払い能力と名義人すべての同意が必要になります。
大津市でリースバックをお考えの方は、ぜひこの記事を参考してみてください。
不動産に関するお悩みをお持ちの方は、お気軽に当社までご連絡ください。