2020/07/19(日)
「マンション売却をしたい。」
「けど、査定について知らないことだらけで不安。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
査定はマンション売却に影響するので不安になりますよね。
そこで、今回は査定のポイントについてご紹介します。
□査定に影響するところとは
1つ目のポイントが立地です。
立地は査定において最も重要なところと言われています。
特に、駅からの距離はかなり重要で、駅から近い物件だと高評価につながるでしょう。
また、家族向けのマンションだと、学校、保育園、公園などの子育ての環境が見られることもあります。
2つ目のポイントが階数です。
階数は高階層になるほど高評価につながり、値段も高くなります。
また、角部屋や南向きの部屋は高評価になりやすく、部屋の位置や方角も査定額に影響するので注意しましょう。
3つ目のポイントが広さや間取りです。
需要が多い広さや間取りの部屋の場合には、当然ですが高評価につながるでしょう。
例えば、駅から遠く、家族向けの地域にもかかわらず、広さが40~50平米だと売れにくいです。
このように需要とマッチしているかが重要と言えるでしょう。
4つ目のポイントが築年数や構造です。
築年数に関しては、購入者が税優遇をうけることができる築25年未満であることや「新耐震基準」なのかどうかが大切です。
新耐震基準が適応されていない「旧耐震基準」の物件だと、災害への心配や、住宅ローンが組みにくいなどのデメリットがあるので、評価が低くなるでしょう。
また、構造で最も評価が高いのは「鉄骨鉄筋コンクリート造」と言われています。
鉄骨鉄筋コンクリート造は遮音性に優れ、頑丈なので評価が高くなります。
□査定の時の注意点とは
ここでは査定の時の注意点についてご紹介します。
査定の時の注意点を理解して、失敗のないようにしましょう。
1つ目の注意点が査定のためのリフォームです。
査定のためにリフォームをしようと考えている方はいらっしゃいませんか。
確かに、リフォームをすることで査定額が上がることもあるかもしれません。
しかし、リフォームによってプラスされた金額に対して、かかった費用が見合わなければ意味がないです。
また、査定額に大きく影響するのは配管や躯体などの大規模なリフォームをする必要がある場所です。
そのため、リフォームをするときには費用に対してどれだけ金額がプラスされるのか考えてからしましょう。
2つ目の注意点が査定額と売り出し価格の関係についてです。
マンション売却を検討している方には、査定額を売り出し価格だと思い込んでいる方もいらっしゃいます。
しかし、売り出し価格は最初に売り出すときの価格で、その価格で契約まで結びつくかは保証していません。
査定額は3か月以内に売却可能な金額で、売り出し時は査定価格より高い価格を設定することがほとんどです。
3つ目の注意点が査定額で業者を選ぶことです。
査定額だけで業者を選ぶことは避けましょう。
契約を取りたいがために査定額を高くする業者も存在するので、査定額のみで選ぶのはかなりリスクが高いです。
□まとめ
今回は査定の時に見られるポイントと査定の時の注意点についてご紹介しました。
査定は立地が重要ですが、その他の内装も査定の時に見られます。
しかし、査定額をよくしようとリフォームをしても、逆に損することもあるので注意しましょう。