マンション売却豆知識コラム

リースバックを行うときの契約書のポイントは?不動産取引が不安なあなたへ!

「リースバックの利用を検討している」
「不動産契約は初めてで少し不安」
「契約書で見るべきポイントが知りたい」

このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
リースバックに興味を持っていても、いざ契約を結ぶとなると、契約が上手くいくか心配ですよね。
不動産の契約は額も大きいため、絶対に失敗したくないという方は多いと思います。
そこで今回は、リースバックの契約を行うときに契約書の確認すべきポイントについて詳しくご紹介します。

お家の契約

□リースバックとは?

リースバックとは、自宅を活用して現金を得る方法の一つです。
自宅などの不動産を専門の不動産会社へ売却し、買主であるオーナー(不動産会社)に対して賃料を支払うことで、引き続きその不動産を利用するという仕組みです。
何らかの理由で住宅ローンの支払いが困難になってしまった場合や、老後の生活資金や子どもの教育費などでまとまった現金が必要な場合に有効な方法と言えます。


□リースバックの契約書の内容は?

リースバックの契約書は、売買契約書と賃貸契約書の2つで成立します。
それぞれについて、特に重要なポイントを見ていきましょう。

*売買契約書

1.売買価格が事前の想定と相違がないか
基本的なことですが、金額が想定と合っているかは念入りに確認しましょう。

2.引き渡しや決済の日程が事前の取り決めと合っているか
資金を必要とするタイミングと決済日が合っているかは大切なポイントです。

3.買い戻し可能な期間や買い戻し価格の条件が事前の協議と相違がないか
将来的に買い戻しを考えている場合は、買主と事前に条件を協議し、契約書に記載しておく必要があります。

*賃貸契約書

1.期間、賃料、敷金などの金額が事前の協議で決めた内容と一致しているか
トラブルの元となりますので、チェックを忘れないようにしましょう。

2.契約を途中で解約する場合の手続きの内容
途中で契約を解約する場合は、事前に通知して予告期間を設定することが求められます。
1~2ヶ月の場合が多いですが、具体的な期間についても確認しておくと安心です。

3.退去時の対応
原状回復の義務(賃貸契約の終了時に賃貸物件を借りてから生じた損傷を回復する義務のこと)や費用負担の内容について確認しましょう。

4.禁止事項はあるか
所有者から賃貸人になるので、これまで通りに生活すると禁止事項に違反する可能性があります。
第三者への又貸しや事務所としての利用が禁止されていることもあるので、契約書を確認して禁止事項を把握しておきましょう。


□まとめ

今回は、リースバックの不動産契約で、契約書のチェックすべきポイントについてご紹介しました。
一人では不安という方は、一度プロの不動産会社に相談してみるのも良いかもしれません。
トラブルを防ぐためにも、契約書の内容を念入りに確認して納得したうえで、契約を結んでくださいね。
当社では、滋賀県のマンションの買い取りや販売サービスなどの不動産関係に加えて、リフォームサービスも提供しております。
住宅に関してお悩みの際には、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。