スタッフブログ

【国立中正紀念堂】

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台湾の国父、『蒋介石』を祀るところ。広大な庭園にまず驚く。

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土地の広さも、建築資材も、贅沢で、スケールが大きい。
快晴で、夏のような暑さ!

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白く輝く大理石。この上に、蒋介石の像がある。
『下は大理石、中は蒋介石』(陳さん)

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社長も半袖になり、90段の階段を上がる。
90段というのは、蒋介石の享年89歳に1を足した9数。(9は台湾では縁起が悪い数字だから)

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壁面は大理石、天井はヒノキ。 神殿の中はひんやりしている。

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台座で微笑む蒋介石。

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ここにも衛兵さんが。 もちろん、まばたき無しの、直立不動。

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広々とした美しい庭園や池は、市民の憩いの場になっている。
そんなところは、京都の御所に似ている。

ただ、規模の大きさ、贅沢さ、だだっ広さは、日本とは段違いだ。

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この景色、なんとなく、ヴェルサイユ宮殿みたいだと思った。
行ったことないけど。

でも、ここは、昔の王様が、散歩したり、生活したりしていたわけではなく、
死後、祀るために、このような贅沢な空間を造ったのだ。

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【故宮博物院】

中国歴代王朝の皇帝たちが収集した財宝が、たくさん展示されている博物館。
「スリに気をつけて、大陸の人のエネルギーに負けないで!」と陳さん。

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中国からの団体観光客の勢いに怯まず、どんどん見ていく。
とても広くて、時間が足りないので、見たいものを決めて、まわるのがベスト。

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古代石器や鉄器から、中世の豪華な品まで、歴史の変遷を追うのが興味深かった。

宝石類がとても美しい。
彫刻の細かさ、図柄の繊細さが、見事。

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一番印象的だった、小さな香水瓶。

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どれもこれも、可愛らしい!!

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事前調査で目当てにしていた、象牙の多層球。
この球体、内側が24層になっており、各層が自由に回転させられる。
なんて細かい作業だろう!
これを作った職人さん、目が痛くなったり、肩こりがひどかったり、しただろうな。

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球体部分の、彫刻の精緻さはさることながら、台座までもが素晴らしかった。
人間ってすごい。

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「時間足りひん!もっとじっくり見たかった!」と、社長。

3人で博物館をまわると、興味を持つポイントや、同じものを見て抱く感想が、
それぞれ違って面白い。

会社の中では知り得なかった面を、発見すること。
一緒に旅をする醍醐味だ。


【滋和堂】

漢方薬のお店で、みんな並んで足つぼマッサージを受ける。

私の担当のおじさんは、目を閉じ、とても集中した様子で、つぼを探る。

"ここぞ"というとき、上目遣いで私のリアクションを伺っていた。
痛いつぼを押すときには、「深呼吸」と言ってくれる。

「坐骨神経。姿勢悪イヨ。足組ム、ヤメル。ヘルニアナルヨ。」

片足が終わると、マッサージ前後で足の状態を比較する。
とても気持ちよくて、終わったあと足が軽くなった!

隣の席で太田さんが、高い漢方薬を売り込まれていた。

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この日いちにちお世話になった、ガイドの"陳さん"。

「お兄さんは西田敏行です」 と、
つかみの一言をバッチリきめ、楽しくツアーのはじまり♪

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台湾では雪が降らないため、日本に行くなら、
京都でも東京でもなく、北海道が一番人気とのこと。

陳さん「台湾人は、中国人より、韓国人より、日本人、親しみ感じる。」
と言ってくれた。
私たちも、ほんわかした陳さんに、親しみ感じた。

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おんぼろのおうち!
おもしろい形のおうち!
台北の古い住宅の窓には、泥棒よけのために、格子がついている。

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陳さん「台湾人おおらか。でも運転のときは性格変わる。ゆずる心、ないね。」
との言葉通り、ツアー中、2件の流血事故を見かける。


【行天宮】

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"五倫八徳"を教えを広めるため、玄空師父という人が建立した。

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入口の柱に彫られた「昇り龍」と「降り龍」は、天地の調和を意味する。

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屋根の上には、雨乞いで火災防止を願う「龍」と、吉祥の象徴である「鳳凰」が。

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赤い壁、黄色い瓢箪、緑の装飾にも、それぞれに意味があるのだそう。

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門をくぐると、青い法衣を着た"効労生"の方々が読経を上げている。

たくさんの参拝者。

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お祈りの作法は、台に膝をついて、手のひらを、男性は下に、女性は上に向ける。

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神様にお伺いしたいことは、具体的に質問し、2枚の三日月型の赤い木片を投げる。

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表と裏が出れば、「それでよし」とのお答え。
それ以外の場合は、3回まで投げられるが、3回投げても表裏が揃ってしまえば、
それは良い結果にならないよ、という意味。

私も、作法にならってお祈りし、木片を投げる。

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みんな、真剣にお祈りしている。
読経と、祈りの声と、木片が床を打つ音だけが響く。

厳粛な気持ちになる空間。

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【忠烈祠】

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ちょうど"衛兵交代"の時間に到着する。

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ここは、戦争で亡くなった兵隊さんをお祀りする場所。
衛兵交代の、一糸乱れぬ行進が、観光の見どころとなっている。

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道には、長年、衛兵さんが歩いてきた跡が、茶色い線になってまっすぐ伸びている。

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私たちはガードマンの後ろから、少し離れて、静かに、ぞろぞろ続く。

ガードマンたちはリラックスモードで、たまに談笑していた。
彼らは、あご紐の日焼け跡から、おそらく衛兵さんたちの仲間だろう、と太田さんの推察。

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行進の横にぴたりと付き、鋭い目つきで見守る一人の男性がいる。
(私は彼を"鬼軍曹"と呼ぶ)

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鬼軍曹は、一団が神殿に到着し、持ち場に立つと、
服装の乱れ、ヘルメットや銃の角度、ふさ飾りまで、細かくチェックし、修正する。

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神聖な場所なので、門をくぐる時には「帽子ヌイデクダサーイ」とガードマンから声がかかる。

彼らは、1時間ごとに交代しながら、戦死者の霊を、まばたきひとつせずに(!)守っているのだ。

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たくさんの観光客に囲まれながら、微動だにしない衛兵さん。
本当に、1度も、まばたきをしない! 
息づかいもない。まるで人形のよう。

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フラッシュをたいて撮影した誰かに、「No Flash!!」と、鬼軍曹の声が飛ぶ。

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台湾には徴兵制度があり、男性は20歳になるとみんな兵役につく。
そのため、街を探しても、20歳の男性は一人もいない。

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陳さんによると、衛兵になるには、
"身長170cm以上。太りすぎず、痩せすぎず、顔の良い人"
という、厳しい条件が課される。
しかし、「お給料はとても安い」とのこと。

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陳さんは
「顔良くないので衛兵になれなかった。でも軍隊の生活はとても大変で、二度とやりたくない」
と言っていた。

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にぎやかな観光客に囲まれながらも、静かにたたずむ衛兵さん。
毎日、何を考えてるんだろう。


2日目の朝は、ひとりで、大行列の店【阜杭豆漿】へ。
5時半の開店に合わせて到着できるよう、5時過ぎにホテルを出る。

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ホテルのある街は、ちょうど烏丸御池ぐらいの規模の、都会。
早朝でも、車は少なからず走っている。

でも、このタクシーで
"言葉が通じないとはこういうことなのか" と、愕然とする。

メモなしでは、会話ができなかった。

台湾の人に、日本人の英語は、まったく通じない。
アクセントやイントネーションのクセが、全然違うから。

当然、四声を正しくできないと、中国語も通じない。
本では読んでいたけれど、ここまでとは...!

「豆漿、很好吃」(豆漿は、とってもおいしいよ)
と、私の口では再現できない本格的な発音で、
豆漿をすする真似をしながら、笑顔で話しかけてくれる運転手さん。

新しい話題はあきらめて、
「豆漿、好吃嗎?讚!」(豆漿、おいしい?いいね!)
と、彼の発音をオウム返しに真似て、発音の練習をしながら、
会話(?)を楽しんだ。

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着いたものの、入口が分からずウロウロする。

そこへ、自転車に乗った台湾の若者がやってきて、中国語で、
『阜杭豆漿に来たんだろ?ここで合ってるよ』
また、おそらく毎日来てる風なおじさんもやってきて、
『阜杭豆漿?ここだよ、ここ。』
という感じのことを教えてくれ、3人連れ立ってお店へ。

台湾の人は、とても親切!

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通用口のような入口から入り、左手の階段を上る。

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2階に上がると、ちょうど開店したところ。
店内はクリスマスの飾りつけ。

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早朝から、たくさんの人が、てきぱきと働いている。

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持ち帰りでライスミルクを頼んだ私に、お店のおばさんが、
「コレハ米ダ。ピーナツト、米。食ベタコトアル?」と、話しかけてくれた。

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「ないです。楽しみ。」と日本語で答えながら、
"世間話ができるような中国語も、ちゃんと覚えてこればよかったな。"
と、もどかしく思う。

お店を教えてくれた2人にも、
「毎日来るのですか?」とか「一番好きなメニューはどれですか?」とか、
いろいろ聞いたり、お話してみたかった。

次の旅への課題だ!

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「行列店のため、中国語ができない場合は紙に書いて渡すのが良い」
ガイドブックのアドバイスに従い、その通りにする。

食べてみたいもの、全部試してみたいので、その場で食べるのと、持ち帰りと、分けて注文。

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『鹹豆漿』
おぼろ豆腐入りの温かいスープに、サクサクの揚げパン、パクチー、干しエビ、肉そぼろなど。
いろんな旨みが出ていて、やさしく滋味深い味わい。
そこに、パクチーや揚げパンで、パンチの効いた仕上がりになっている。

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『油條』
サクサク揚げパン。
本当は、これをプレーンの豆漿に浸すのだけれど、今回はどうしても鹹豆漿が食べたかったので。
とてもおいしいけれど、油っこいので、日本人には、朝食より、おやつ向けかも。

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『厚餅夾蛋』
カリカリのパンに、ふわふわの厚焼き卵を挟んである。
パン生地にも、厚焼き卵にも、ネギがたくさん入っている。
食べ応え満点!

持ち帰ったもの
『葱花鹹餅』ジューシーで甘いネギがたっぷりのサクサクパイ
『蘿蔔絲餅』糸のように細~い切り干し大根が詰まったサクサクパイ
『熱造米漿』玄米とピーナツでできたライスミルク
どれもしっかりした味で、ライスミルクはこっくりと甘い。

台湾の人は、朝から元気いっぱいだ。

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食べ終わる頃には、人も増えてきて、
ちょうど席を探していたカップルにゆずり、店を後にする。

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ちょうど始発が出始めたMRTに初挑戦!

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...の予定が、5元足りず、持っていた1000元札は金額が大きすぎて使えず、乗れない。
ホテルまで、歩いて帰ることに。

でも、カロリーオーバーな朝の胃をリセットするには、ちょうどいい。
台北の朝の様子も見られるし、1駅歩くのにかかる時間も計れる。
意気揚々と、朝の散歩にくり出す!

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とても変わった外壁の大学。

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古めかしい建物も、たくさん見かける。

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小さな朝ごはんやさんが、道ばたのあちこちに出ている。
出勤途中の人々が、通りすがりに朝食を買っていく。

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こういったお店にも、出店許可とか要るんだろうか。
お店の人は、これ以外の時間は何をしているんだろうか...。

おいしく幕を開けた2日目は、台北市内のあちこちを、観光ツアーでめぐります♪




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朝・昼・晩すべて外食文化の台湾では、大人も子どもも、夜市で夕食をとることも多いそう。

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大きな夜市が、どんどん観光地化していく中、この饒河街夜市は、
大規模でありながら、まだ比較的、地元の人の日常を感じることのできる夜市だそう。

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ここでのお目当ては、ここ「福州世祖胡椒餅」の胡椒餅!
とってもおいしいとのことで、ワクワク!

長蛇の列だけど、列はサクサク進みます♪

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列が進む間に、作っているところが見られる。

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まず小麦粉の生地をのばし、ゲンコツ大のミンチ肉をのせる。

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そこへ、山盛りに刻んだネギをグイグイ押し付け、これでもか、と詰める。

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(この段階を見て、野菜嫌いの社長は「俺やめとく。。」と怯む)

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そうしてネギまみれになった大きな肉団子を、豪快に包む。

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まあるく丸められ、綺麗に並べられた餅。
つるりとした表面に、刷毛で油を塗り、ゴマを付けていく。

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「ゴマ付け係」の人は、まるで手裏剣を切るような手際!
目にも止まらぬ速さで、ゴマを付けていく。

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窯の内側に、胡椒餅を貼り付ける。

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きれいに並べて、焼いていく。
とっても熱そう!

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この「焼き係」のおじさん、団子が出来上がるまで、あまりやることがないらしく、
列に並んではしゃぐ私たちを、静かな目で眺めていた。

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窯から焼きたてを出してくれる。

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外はカリカリ!中の具は、胡椒がよく効いて、パンチがあり、食べ応え満点!
とてもおいしい!

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アツアツなので、食べ終わるまでとても時間がかかったけど、最後までずうっと、アツアツだった。
窯の威力は凄い!

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「ビールに合うわあ」と、胡椒餅片手にご満悦の社長。
思い直して、買ってよかったですね♪

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太田さんは、ボウルに好きなものを入れて、スライドさせていく方式のお店で、
もち米のソーセージなど。

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アツアツの胡椒餅に夢中であんまり見られなかったけど、雑貨のお店、遊ぶお店もたくさんあった。
ここでは毎日がお祭り!

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賑やかなメイン通りから1本細い路地に入ると、外のテーブルで静かに食事をする人たち。
台北の人の、普段のご飯は、こういう感じのところなのかな。


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門の外にある、もうひとつの胡椒餅やさん。こちらも試してみる。

大行列はないが、私たちの前に並んでいる人はほとんど地元の人っぽい雰囲気で、
お店の人と世間話(?)したりしていた。

胡椒餅以外にもおいしそうな物を売っていた。
書いてある言葉が分かればよかったのにな。

でもお店の人は、私たちが日本人と分かると、「コレ餅ダケ。コレ肉入リ」と説明してくれた。


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こちらの胡椒餅は、パンのようにふんわりした食感。
肉もネギもとても大きく、粗みじんにしてあるので、肉の旨み、ネギの甘みが、
じんわり沁みてくる。

胡椒のパンチとカリカリ食感で、観光客中心に大行列のお店。
素材の甘みとやさしい味で、地元の人に愛されるお店。

どちらもとってもおいしかった!


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帰りに見つけた郵便ポスト。
緑は国内専用、赤はエアメイルや速達用だそう。
双子の兄弟みたいで、可愛らしい!

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"台湾"といえば、この景色!
バスで40分ほど走り、ツアーの始めは、ここ九份へ。

***
山の上にある小さな村で、もともとは9世帯しかなかった。
しかしあるとき金が出て、ゴールドラッシュで一挙に人が押し寄せるが、
金がなくなると寂れる。
その後、映画『悲情城市』の舞台となったのをきっかけに、観光地として息を吹き返し、
『千と千尋の神隠し』の湯屋の街に似ていると話題になったことで、
日本人にも注目されるようになった
***
というのが、九份のあらましだそう。

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到着してすぐ、夕食を頂くが、
ここのレストランの料理はとても不評!

このあと旅の間じゅう、ここでの料理を指して
『あの味がする』
と言うのが、台湾における、食事が口に合わない時の、私たちの合言葉となる。

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「1年のうち7割は雨」といわれる九ふんだけど、
この日は運良く、晴れ。月も見えていた。
そのかわり、人もいっぱい!

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のぼる人、くだる人、立ち止まって写真を撮る人でごった返す急な石階段を、
延々のぼる。
社長は「あした筋肉痛や」と言いながら。 太田さんはムービーを撮りながら。

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ずらりと並ぶ赤ちょうちんが、とてもきれい。



【掌怪画廊】

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家族へのお土産にと決めていた、花文字やさん。
龍や鳳凰や蝶、いろいろな縁起のいい生き物の絵で文字を書いてくれる、縁起もの。

家族それぞれの名前に、予め考えてきた四字熟語を書き添えて渡す。
まず字面をじっと見て、少し考えてから、描き始める。
いったん描き始めたら、サラサラと筆を進める。

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日本語ができる、にぎやかなお母様と、職人らしい寡黙な息子さん。
たくさん色を使うのに、机の上はきれいに片付いている。

4枚とも美しく仕上げてもらい、大満足!!


その後、3人合流し、お店を見てまわる。

ガイドさんのアドバイス
「お土産は、ここでしか買えない雑貨おススメ」
「山で湿度が高く、保存良くない。飲み物、食べ物ススメナイ」

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とはいえ、胃の強い私と太田さんは、
有名な【頼阿婆芋圓】を試してみる。
つぶつぶ食感の芋団子と、やさしく甘い汁がおいしい。

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【阿妹茶楼】

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一番有名な外観のお店。
写真を撮るだけでなく、実際に中でお茶を飲んでみることに。

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金髪マスクのお兄さんが、上手な日本語で説明しながら、淹れてくれる。
竹のトングで、小さなお湯呑や、細長い"聞香杯"を、手際よく操る。

"まず茶器を温める。 茶葉は急須の4分の1。
最初のお湯はすぐ捨てる。 1回目はお湯を入れてから20秒。
最初は、聞香杯で香りを、続いて味を楽しむ。
その後は30秒、40秒と増やしていき、5回まで淹れられる。"

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お茶うけは、餡入りのお干菓子や、甘酸っぱい梅干し、ごま煎餅、わらび餅のようなもの。
台湾の人は、このように語らいながら、お茶の時間を楽しむそう。

お茶の時間を大事にする文化、英国人のティータイムと似ているな。

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残ったお茶葉を持ち帰るため、練習してきた台湾語に挑戦!
「不好意思、我要外帯。」

"ハキハキと大きな声で、それらしく話すことが大事"
と本に書いてあったので、緊張したけれど、ハキハキ言ってみた。

お兄さんはニコニコと密封袋を出してくれた。
ちゃんと通じたー!

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霧が出て、より一層幻想的になった九ふんの夜景を楽しむ。

バスの時間ギリギリになり、急な階段を3人でダーッシュ!!

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バスの車窓からの九份。
このあと、【饒河街夜市】へ向かう。