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ナルワントツアーで台北の名所を巡る ~国立中正紀念堂・故宮博物院・滋和堂~ 【台北旅行記 6】

【国立中正紀念堂】

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台湾の国父、『蒋介石』を祀るところ。広大な庭園にまず驚く。

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土地の広さも、建築資材も、贅沢で、スケールが大きい。
快晴で、夏のような暑さ!

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白く輝く大理石。この上に、蒋介石の像がある。
『下は大理石、中は蒋介石』(陳さん)

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社長も半袖になり、90段の階段を上がる。
90段というのは、蒋介石の享年89歳に1を足した9数。(9は台湾では縁起が悪い数字だから)

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壁面は大理石、天井はヒノキ。 神殿の中はひんやりしている。

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台座で微笑む蒋介石。

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ここにも衛兵さんが。 もちろん、まばたき無しの、直立不動。

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広々とした美しい庭園や池は、市民の憩いの場になっている。
そんなところは、京都の御所に似ている。

ただ、規模の大きさ、贅沢さ、だだっ広さは、日本とは段違いだ。

P1110022.JPGのサムネール画像

この景色、なんとなく、ヴェルサイユ宮殿みたいだと思った。
行ったことないけど。

でも、ここは、昔の王様が、散歩したり、生活したりしていたわけではなく、
死後、祀るために、このような贅沢な空間を造ったのだ。

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【故宮博物院】

中国歴代王朝の皇帝たちが収集した財宝が、たくさん展示されている博物館。
「スリに気をつけて、大陸の人のエネルギーに負けないで!」と陳さん。

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中国からの団体観光客の勢いに怯まず、どんどん見ていく。
とても広くて、時間が足りないので、見たいものを決めて、まわるのがベスト。

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古代石器や鉄器から、中世の豪華な品まで、歴史の変遷を追うのが興味深かった。

宝石類がとても美しい。
彫刻の細かさ、図柄の繊細さが、見事。

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一番印象的だった、小さな香水瓶。

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どれもこれも、可愛らしい!!

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事前調査で目当てにしていた、象牙の多層球。
この球体、内側が24層になっており、各層が自由に回転させられる。
なんて細かい作業だろう!
これを作った職人さん、目が痛くなったり、肩こりがひどかったり、しただろうな。

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球体部分の、彫刻の精緻さはさることながら、台座までもが素晴らしかった。
人間ってすごい。

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「時間足りひん!もっとじっくり見たかった!」と、社長。

3人で博物館をまわると、興味を持つポイントや、同じものを見て抱く感想が、
それぞれ違って面白い。

会社の中では知り得なかった面を、発見すること。
一緒に旅をする醍醐味だ。


【滋和堂】

漢方薬のお店で、みんな並んで足つぼマッサージを受ける。

私の担当のおじさんは、目を閉じ、とても集中した様子で、つぼを探る。

"ここぞ"というとき、上目遣いで私のリアクションを伺っていた。
痛いつぼを押すときには、「深呼吸」と言ってくれる。

「坐骨神経。姿勢悪イヨ。足組ム、ヤメル。ヘルニアナルヨ。」

片足が終わると、マッサージ前後で足の状態を比較する。
とても気持ちよくて、終わったあと足が軽くなった!

隣の席で太田さんが、高い漢方薬を売り込まれていた。

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