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足裏マッサージでおしゃべりを楽しみ、帰路につく 【台北旅行記 10】

【m&j SPAで足マッサージとおしゃべりを楽しむ】

台湾で体験してみたいことのひとつ、足つぼマッサージ。
ガイドブックにもインターネットにも、たくさんお店が載っている。

今回選んだのは、口コミでとても評判の良かった、【m&j SPA】。
台湾でしっかりとしたマッサージを受けたいと思ったとき、注意すべきは、
同じ人気店でも、施術師によって技術の差に大きく幅があるということだ。
日本ほどには、均一に教育する風習がないせいかもしれない。
携帯電話で通話しながらとか、従業員どうし私語を交わしながら施術する、ということも少なくない様子。
そんな目には遭いたくない、と思って選んだこちらは、ご夫婦でされているお店。

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ご主人が足や体のマッサージ、奥様がフェイシャルエステを担当されている。
日本を出発する前に予約を入れておいた。

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このお店では、足湯のあと、まず「診断」をしてくれる。
足に軽く触れながら、ツボの見取り図の描かれた紙に、診断結果を書き込んでいく。
毎日たくさんの足に接している「職人さん」だから、軽く触っただけで、詰まっているところがわかるのだな。

私の診断は、「敏感で、ストレスいっぱい。鼻アレルギーあり。
腎臓が弱いためむくみやすい。甲状腺も弱い。心臓も弱い。」

そのあとマッサージが始まり、施術中はずっといろいろなお話をしてくださった。
ご主人は台湾語と英語が話せて、日本語は片言で、少し単語が分かる程度。
なので、簡単な英語でやりとりしていた。

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●台湾について
台湾の南は、砂浜がとても美しく、シーフードが豊富でおいしく、
人々が親切で、ほとんど晴れている。
今度はぜひ、南部にも行って海の街を楽しんでみると良い。

●九份について
今の九份は、本来の九份とは言えない。
観光地として発展し、きれいにはなったが、
すっかり商業的な街になり、伝統的な場所としての風土は失われてしまった。
そういう意味では、日本の京都に似ている。

●小籠包の代表店、鼎泰豊について
鼎泰豊の素晴らしいところは、20年前も今も、品質が変わらないことだ。
台湾では"昨日美味しかったお店が、今日はまずい"ということが、よくある。
鼎泰豊なら、安心して人に勧められる。
鼎泰豊の優れている点は、料理の味だけでなく、主にその経営方針にある。

●台湾の男性について
台湾は、いろいろな国の文化が入っているが、男性に関していえば、アメリカ式でレディ・ファースト。
仕事やお出かけのときは、車で送迎はあたりまえ。
レストランに行くと、ドアを開けてくれ、椅子を引いてくれ、料理も取り分けてくれる。
もちろん支払いだって、常に男性持ち。
電話一本で、ゴキブリだって、家まで退治しに来てくれる。
おまけに"日本人女性は優しい"と、人気がある。

この「台湾男性おススメ論」は、陳さんも、他のガイドさんも、口を揃えて言っていた。
(「ワリカン!?アリエナ~イ!」と、女性ガイドさん)
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私がこうしている間、社長は足でふんでもらう全身マッサージを堪能し、ディープな朝市に。
太田さんは、台北101というタワーへ。

それぞれの朝を、楽しんだ。


【帰路】

空港のカフェで、滞在中に飲めなかったタピオカミルクを、3人で飲む。
ウーロン茶ラテのような味がした。そしてタピオカが大きい!
噛み噛み、食べる。

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スマホで撮った写真を、インスタグラムを使って無料でポストカードにできる機械を発見した。
親切な女性(日本人ではない)が、使い方を教えてくれた。
社長が九份で撮った写真を、カードにしてくれた。

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小籠包のベンチに興味津々のふたり。

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せいろに腰かけ、小籠包気分で飛行機を待つ人々。

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空港は、いろいろな待合スペースがあって、おもしろい。


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図書コーナーがあり、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、日本語...いろいろな国の本がある。

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児童書なら読めるかも、と、中国語の「秘密の花園」に挑戦!

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句読点の位置から考えると、どうやら横書きで、左から右に読むらしい。
ふりがなをまたいで読むことになるけれど、邪魔にならないんだろうか...。

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一字一字、読み進めていくと、なんとなく意味が分かって、うれしい!



帰りの飛行機は空いていて、窓側に座れた。
窓の位置は低く、猫背にならないと外が見えない。

途中、窓の外に、ところどころ、陸地の光が見える。
夜は暗いので、地図みたいな陸の形が見えないけど、小さな夜景が見られる。

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帰りの空港に向かうバスで雨が降り出したけれど、それまでずうっといいお天気で、良かった。

旅で出会った台湾の人たちは、みんな親切だった。
外国の人から「日本人は親切だ」と言われるけど、台湾の人たちは、日本人より"積極的"な親切さだと感じた。
困った様子をしていると、自分からフレンドリーに話しかけて、助けようとしてくれる。

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1人だから経験できたこと。
台湾についてたくさん教えてくれたマッサージのご主人、
朝食のお店で助けてくれた若者とおじさん、
完璧な中国語で陽気に話し続けてくれたタクシーの運転手さん、
片言でも日本語で説明しようとしてくれたお店の人、
そんなすてきな人たちとの出会い。(ひとりでいると、みんな話しかけてくれる!)

3人だから楽しめたこと。
未知の味に一緒に衝撃を受けたり、
日本のウーロン茶とは全くちがうお茶をみんなで味わったり、
夜市であれこれ言いながらお土産選びを楽しんだり、
博物館での三人三様、
マンゴーかき氷にたどり着くまでの顛末と、感動の美味しさ、
そんなあれこれを、共有できたこと。

その両方が楽しめて、本当に良い旅ができた!

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食べ物がおいしくて、人が親切で、初めての台湾は、とってもいい国だった。

行ってみたいお店、食べてみたいもの、まだまだたくさんある。

八角の効いた魯肉飯、ピリ辛牛肉麺、トロトロ豚足、まだまだ知らない台湾料理も味わいたい。
旬の時期のフルーツをふんだんに使ったかき氷やジュースは、きっとさらに感動的なおいしさだろう。
雑貨屋さんも、もっとたくさん見たい。
写真館で変身写真を撮ってみるのも楽しそう。
すすめてもらった台南にだって、行ってみたい。
今度はもっと言葉を覚えて、台湾、また行こう♪♪

そしてまた、みんなで旅をしたい。
次は、どんな景色を、どんな味を、どんな思い出を、共有できるかな。

とっても楽しみ!