スタッフブログ

2017年1月

【m&j SPAで足マッサージとおしゃべりを楽しむ】

台湾で体験してみたいことのひとつ、足つぼマッサージ。
ガイドブックにもインターネットにも、たくさんお店が載っている。

今回選んだのは、口コミでとても評判の良かった、【m&j SPA】。
台湾でしっかりとしたマッサージを受けたいと思ったとき、注意すべきは、
同じ人気店でも、施術師によって技術の差に大きく幅があるということだ。
日本ほどには、均一に教育する風習がないせいかもしれない。
携帯電話で通話しながらとか、従業員どうし私語を交わしながら施術する、ということも少なくない様子。
そんな目には遭いたくない、と思って選んだこちらは、ご夫婦でされているお店。

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ご主人が足や体のマッサージ、奥様がフェイシャルエステを担当されている。
日本を出発する前に予約を入れておいた。

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このお店では、足湯のあと、まず「診断」をしてくれる。
足に軽く触れながら、ツボの見取り図の描かれた紙に、診断結果を書き込んでいく。
毎日たくさんの足に接している「職人さん」だから、軽く触っただけで、詰まっているところがわかるのだな。

私の診断は、「敏感で、ストレスいっぱい。鼻アレルギーあり。
腎臓が弱いためむくみやすい。甲状腺も弱い。心臓も弱い。」

そのあとマッサージが始まり、施術中はずっといろいろなお話をしてくださった。
ご主人は台湾語と英語が話せて、日本語は片言で、少し単語が分かる程度。
なので、簡単な英語でやりとりしていた。

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●台湾について
台湾の南は、砂浜がとても美しく、シーフードが豊富でおいしく、
人々が親切で、ほとんど晴れている。
今度はぜひ、南部にも行って海の街を楽しんでみると良い。

●九份について
今の九份は、本来の九份とは言えない。
観光地として発展し、きれいにはなったが、
すっかり商業的な街になり、伝統的な場所としての風土は失われてしまった。
そういう意味では、日本の京都に似ている。

●小籠包の代表店、鼎泰豊について
鼎泰豊の素晴らしいところは、20年前も今も、品質が変わらないことだ。
台湾では"昨日美味しかったお店が、今日はまずい"ということが、よくある。
鼎泰豊なら、安心して人に勧められる。
鼎泰豊の優れている点は、料理の味だけでなく、主にその経営方針にある。

●台湾の男性について
台湾は、いろいろな国の文化が入っているが、男性に関していえば、アメリカ式でレディ・ファースト。
仕事やお出かけのときは、車で送迎はあたりまえ。
レストランに行くと、ドアを開けてくれ、椅子を引いてくれ、料理も取り分けてくれる。
もちろん支払いだって、常に男性持ち。
電話一本で、ゴキブリだって、家まで退治しに来てくれる。
おまけに"日本人女性は優しい"と、人気がある。

この「台湾男性おススメ論」は、陳さんも、他のガイドさんも、口を揃えて言っていた。
(「ワリカン!?アリエナ~イ!」と、女性ガイドさん)
******


私がこうしている間、社長は足でふんでもらう全身マッサージを堪能し、ディープな朝市に。
太田さんは、台北101というタワーへ。

それぞれの朝を、楽しんだ。


【帰路】

空港のカフェで、滞在中に飲めなかったタピオカミルクを、3人で飲む。
ウーロン茶ラテのような味がした。そしてタピオカが大きい!
噛み噛み、食べる。

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スマホで撮った写真を、インスタグラムを使って無料でポストカードにできる機械を発見した。
親切な女性(日本人ではない)が、使い方を教えてくれた。
社長が九份で撮った写真を、カードにしてくれた。

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小籠包のベンチに興味津々のふたり。

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せいろに腰かけ、小籠包気分で飛行機を待つ人々。

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空港は、いろいろな待合スペースがあって、おもしろい。


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図書コーナーがあり、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、日本語...いろいろな国の本がある。

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児童書なら読めるかも、と、中国語の「秘密の花園」に挑戦!

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句読点の位置から考えると、どうやら横書きで、左から右に読むらしい。
ふりがなをまたいで読むことになるけれど、邪魔にならないんだろうか...。

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一字一字、読み進めていくと、なんとなく意味が分かって、うれしい!



帰りの飛行機は空いていて、窓側に座れた。
窓の位置は低く、猫背にならないと外が見えない。

途中、窓の外に、ところどころ、陸地の光が見える。
夜は暗いので、地図みたいな陸の形が見えないけど、小さな夜景が見られる。

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帰りの空港に向かうバスで雨が降り出したけれど、それまでずうっといいお天気で、良かった。

旅で出会った台湾の人たちは、みんな親切だった。
外国の人から「日本人は親切だ」と言われるけど、台湾の人たちは、日本人より"積極的"な親切さだと感じた。
困った様子をしていると、自分からフレンドリーに話しかけて、助けようとしてくれる。

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1人だから経験できたこと。
台湾についてたくさん教えてくれたマッサージのご主人、
朝食のお店で助けてくれた若者とおじさん、
完璧な中国語で陽気に話し続けてくれたタクシーの運転手さん、
片言でも日本語で説明しようとしてくれたお店の人、
そんなすてきな人たちとの出会い。(ひとりでいると、みんな話しかけてくれる!)

3人だから楽しめたこと。
未知の味に一緒に衝撃を受けたり、
日本のウーロン茶とは全くちがうお茶をみんなで味わったり、
夜市であれこれ言いながらお土産選びを楽しんだり、
博物館での三人三様、
マンゴーかき氷にたどり着くまでの顛末と、感動の美味しさ、
そんなあれこれを、共有できたこと。

その両方が楽しめて、本当に良い旅ができた!

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食べ物がおいしくて、人が親切で、初めての台湾は、とってもいい国だった。

行ってみたいお店、食べてみたいもの、まだまだたくさんある。

八角の効いた魯肉飯、ピリ辛牛肉麺、トロトロ豚足、まだまだ知らない台湾料理も味わいたい。
旬の時期のフルーツをふんだんに使ったかき氷やジュースは、きっとさらに感動的なおいしさだろう。
雑貨屋さんも、もっとたくさん見たい。
写真館で変身写真を撮ってみるのも楽しそう。
すすめてもらった台南にだって、行ってみたい。
今度はもっと言葉を覚えて、台湾、また行こう♪♪

そしてまた、みんなで旅をしたい。
次は、どんな景色を、どんな味を、どんな思い出を、共有できるかな。

とっても楽しみ!

【世紀豆漿】

朝市のあと、近くの朝ごはんやさんで、昨日飲めなかった「プレーンの豆漿」を買ってみることに。

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店の前でこっそり、中国語で注文する練習をして、準備万端で入店!
でもお店の人は、顔を見た途端に、ニコニコしながら、サッと日本語のメニューを出してくれちゃった。
私、そんなにわかりやすい「日本人顔」なのだろうか。。


【中山エリア散策】

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この日は、マッサージやさんに行き、足つぼマッサージを受けたあと、雑貨屋さんを見る予定。
マッサージまで時間があるので、雑貨屋さんの場所の下見がてら、
「中山エリア」と呼ばれる、この一帯を散策することに。

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すてきな窓辺や、路地に出会う。

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台湾のトイレ事情。
トイレットペーパーは、トイレに流さず、横のゴミ箱に入れる。
でないと、排水管が細く、詰まってしまうそう。

「街なかのトイレは汚い」とガイドブックにさんざん書いてあったので、近くのホテルに行ったけれど、
利用者でないため、申し訳なさそうに断られる。
ホテルの人が教えてくれたコンビニは、故障中。
マクドナルドを発見し、2階に行ってみると、比較的きれいなトイレでホッとする。

台湾のトイレは、ドキドキする。


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映画館。
日本の映画のポスターも2枚あった。

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1日目でも書いたけれど、台北の街は、バイクが本当に多い。

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信号が変わると、ロードレースさながらのエンジン音で、バイクたちが飛び出す。
後に続く車が、とても穏やかで静かなものに感じられる。


台湾の信号は、青になるまでの残り時間を、教えてくれるので、便利。
日本に帰ってしばらくは、信号を見るたび、なんだか物足りなく感じた。

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青信号では「歩く」、かわいい歩行者信号。
残り時間が10秒を切ると、早回しになって、走る!!


予習したところによると、台北の道路は、"車優先"が一般常識。(もちろん法律上は違います)
理由は『ぶつかったとき、車の方が強いから』。

日本と同じ理屈から、真逆の結論に至るのがおもしろい。


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中山エリアは、おしゃれな雑貨店や飲食店、新光三越デパート、ハイブランドの路面店などが多い、
ファッショナブルな街。
都会だけれど、街路樹もあり、きれい。
お店が開いているときに、ゆっくり歩いてみたい。


【林森公園】

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お店の場所も確認できたので、公園で旅行記を執筆することに。
台北は、きれいに整備された公園が多い印象を受けた。
朝の太極拳をするためだろうか。

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伊達政宗みたいな像もいる、かなり広大な公園。

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レトロなミシンを脇に、靴修理のおじいさんが、女の人の靴を直していた。
たまたま靴を直してもらいたい時におじさんに出会った、なんてわけではないだろうから、
彼は毎日、ここで靴を直しているのだろうか。


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サキソフォンの練習をするおじさん。
コンポ持参で、オーケストラ付きで演奏しているので、ムード満点!
曲はなぜか、『津軽海峡冬景色』。
まさかこの地で、この曲に出会うとは...。意表を突かれる。
こんなきれいな公園で演奏するの、気持ちいいだろうな♪

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そこへ若者がやってきて、サキソフォンのおじさんと二言三言、会話を交わし、
鉄棒に近寄り、やにわに懸垂を始める。


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円形の広場で休憩する、掃除のおばさん。
そのおばさんと少しおしゃべりして、目の前で体操を始めるおじさん。

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サキソフォンの『津軽海峡...』をバックミュージックに、それぞれの朝を過ごす。

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私もきれいなベンチに座り、旅行記を書く。

すると、ベビーカーを押した家族連れがお散歩にやってきて、私の目の前で立ち止まり、
ハトにパンくずをやり始めた。

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楽しそうに笑いながら、ひとしきりやると、立ち去っていった。日課だろうか。

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ちなみに、ハトは、日本と同じハトだった。

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台北の人々の、日常の朝を感じたくて、「雙連朝市」へ!

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駅からすぐ、300mほどの1本道に、さまざまなお店が軒を連ねる。

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昨日おいしかった「みかん」を発見した!

名前も、ときには値段すら、表示していないお店も多い。
こんなとき、「多少錢?」(いくらですか?)とか、「我要這個」(これをください)とか、
勉強してきた言葉を試して、お買い物に挑戦してみたい!

でも、今日は帰る日。 果物は、持ち帰れない。。。

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お店の人の呼び込みの声、「チャー」とか「チャオー」とかが、よく聞こえる。

「おはよう」は北京語では「ザオアン」、台湾語では「ガオツァ」と習ったけど、
朝市では北京語よりも、台湾語が飛び交うのだそう。

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空いてたペットボトルに自分で詰めた、としか思えないジュース。


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この道幅で、車もバイクも、しょっちゅう通る。
ここを、通り抜け道として使っている人もいる。
排気ガスのこととか、砂ぼこりのこととか気にしてたら、台湾では生きていけないのだ。


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カギ爪付きの長い棒で、魚を指してお客さんとやりとり。

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商談が決まると、棒の先に付いたカギで、エラの部分を引っかけてヒョイと取り、
横のたらいで、水洗いと血抜きをする。


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大きな包丁で、豪快に肉を切る。
この女の人は若い頃から、こうして肉を売ってきたのかな。
冬の寒波の朝も、真夏の炎天下も。
ハエのこととか気にしてたら、台湾では生きていけないのだ。

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"めずらしくビニールにきちんとパックされている!しかも、なにやら模様まで付いて"
と思って、近づいてみると。。。
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台北は、外食文化と聞いていたけれど、
料理をする派の人は、丸ごとの鶏や魚を、自分でさばいて食べるのだろうか。

(後日家族に話すと、「お金持ちのおうちの、お抱えの料理人さんが使うのでは」との推理。
ほんとのところはどうなんだろう)


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生鮮食品だけでなく、お惣菜、ドライフルーツやナッツ、Tシャツやスリッパなど衣料品と、
いろんなものが売られている。

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売り物のスリッパを"放り投げて"陳列するおじさん。


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道ばたに並べられた、色とりどりの果物や野菜。
氷を敷き詰めた上に陳列された魚。
肉の塊のカーテン、投げ出された豚の足。
鶏の"死がい"のパック詰め。
朝市、迫力満点だ。

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お店の上は、普通の民家になっている。
緑の壁に、赤い屋根がかわいい。


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お店がギュッとつまって、車もバイクも通る市場の中とは裏腹に、
市場のうしろは、すっきりと広い歩道になっている。


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隣接する小さな公園で、太極拳をする人たち。

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市場の裏側の植え込みでも、太極拳をする人々。

台湾の朝、木があるところに、太極拳あり。
たとえ小さなスペースでも、一人だけでも、みんな太極拳をしている。

ほとんどのお店は、11時くらいからしか開かないけれど、
ここの人たちは、カロリー満点の朝ごはんを食べて、こうして朝市に来たり、太極拳をしたりして、
朝の時間を、プライベートで充実させているようだ。


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市場の中ごろにある「文昌宮」。学問の神様だそう。
小さなお宮だが、地元の人が次々に訪れ、1mほどもあるなが~いお線香を持ち、真剣に拝んでいた。
通りから、拝む人々の姿もたくさんある。

日本の"イベント的"お参りや、ちょっと拝むだけのお参りとは違い、
台湾の人々は、日常的に、とても時間をかけて、熱心にお参りする。

宗教に根差した、本物の信仰心が、あるかないかの違いかな。

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娯楽的要素の強い夜市と違って、
朝市で売っているのは、あくまで普段使いの物ばかり。
でも、ちょうちんが下げられ、行き交う人の活気ある様子は、やはりお祭りのよう。

お買い物はできなかったけれど、日本では見られないディープな光景をたくさん見られて、
嬉しかった!

【鼎泰豊】

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台湾で小籠包を食べるならこのお店!
行列の人気店で小籠包を食べる。

小籠包のひだは"18折り"と決まっており、作る人は厳しくチェックされる。
給仕さんは2ヶ国語以上話せるのが必須で、顔も採用基準に含まれるのだそう。

お腹が空いていない時間だったのが残念だったけど、
海老シュウマイが、ジューシーで美味しかった。
今度はお腹の空いたときに、他のメニューも食べてみたい!

デザートのみかん(種類分からず)は、とても甘い。
朝市でも売っていて、帰りの空港でも食べたが、常に甘かった。
あれは何ていうみかんなのだろう。

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【士林夜市】

台北最大の夜市。
食べるもの、遊ぶものがたくさんある。
しかし呼び込みの激しさと、賑やかすぎる空気に悪酔いしてしまい、
残念ながら、楽しむモードになれなかった。
台湾で食べてみたかった、牛肉麺と魯肉飯だけ、食べてみる。


【思慕昔】(スムージー)

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台湾に行ったら食べるべきグルメのひとつが、マンゴーかき氷。
でも今回は冬なので、「どうせ冷凍だし」と思い、食べられるお店も場所も、全くノーチェックだった。


士林夜市で、社長が「食べたい」と言うので、タクシーで連れて行ってもらうことに。

しかし、運転手さんに「マンゴー」という言葉が、通じない。

タクシーで言葉の通じないことは経験済みだったけど、
「マンゴー」すら通じないとは! 四声、恐るべし。
旅の驚きは尽きない。

あまりの通じなさに太田さんがしびれを切らし、「もうええ!日本語のわかるタクシーに変えよう!」と言い出す。
普段、私たちの中で一番おおらかな太田さんが...!
旅の発見も尽きない。

緊迫した空気の中、なんとか『芒果』という字を探し出し、
かき氷のイラストも見せて、ようやく分かってもらえる。

東門駅の【思慕昔】に到着したときには、みんなで拍手!

そうして出会ったマンゴーかき氷、絶品だった!!

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マンゴーの味が濃く、クセや雑味はなく、とろりと甘く、ひたすらおいしい!
上にはパンナコッタ。

「これは食べなあかんわ!」と、社長も太田さんもごきげん♪
冬でこれほどおいしいのだから、今度はぜひ旬のときに来て、食べてみたい!


【MRT】

台北市内を移動するのに便利な地下鉄、MRTに初挑戦!

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トークンを購入し、改札でかざす。
3駅くらいまでなら、ほぼ20元で行ける。

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飲食厳禁で清潔。車両を仕切る壁はなく、スッキリしている。

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おいしく始まり、おいしく美味しく終わった、盛りだくさんの2日目。
最終日となる3日目は、飛行機の時間まで、3人それぞれ、自由に過ごす。

【国立中正紀念堂】

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台湾の国父、『蒋介石』を祀るところ。広大な庭園にまず驚く。

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土地の広さも、建築資材も、贅沢で、スケールが大きい。
快晴で、夏のような暑さ!

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白く輝く大理石。この上に、蒋介石の像がある。
『下は大理石、中は蒋介石』(陳さん)

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社長も半袖になり、90段の階段を上がる。
90段というのは、蒋介石の享年89歳に1を足した9数。(9は台湾では縁起が悪い数字だから)

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壁面は大理石、天井はヒノキ。 神殿の中はひんやりしている。

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台座で微笑む蒋介石。

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ここにも衛兵さんが。 もちろん、まばたき無しの、直立不動。

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広々とした美しい庭園や池は、市民の憩いの場になっている。
そんなところは、京都の御所に似ている。

ただ、規模の大きさ、贅沢さ、だだっ広さは、日本とは段違いだ。

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この景色、なんとなく、ヴェルサイユ宮殿みたいだと思った。
行ったことないけど。

でも、ここは、昔の王様が、散歩したり、生活したりしていたわけではなく、
死後、祀るために、このような贅沢な空間を造ったのだ。

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【故宮博物院】

中国歴代王朝の皇帝たちが収集した財宝が、たくさん展示されている博物館。
「スリに気をつけて、大陸の人のエネルギーに負けないで!」と陳さん。

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中国からの団体観光客の勢いに怯まず、どんどん見ていく。
とても広くて、時間が足りないので、見たいものを決めて、まわるのがベスト。

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古代石器や鉄器から、中世の豪華な品まで、歴史の変遷を追うのが興味深かった。

宝石類がとても美しい。
彫刻の細かさ、図柄の繊細さが、見事。

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一番印象的だった、小さな香水瓶。

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どれもこれも、可愛らしい!!

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事前調査で目当てにしていた、象牙の多層球。
この球体、内側が24層になっており、各層が自由に回転させられる。
なんて細かい作業だろう!
これを作った職人さん、目が痛くなったり、肩こりがひどかったり、しただろうな。

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球体部分の、彫刻の精緻さはさることながら、台座までもが素晴らしかった。
人間ってすごい。

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「時間足りひん!もっとじっくり見たかった!」と、社長。

3人で博物館をまわると、興味を持つポイントや、同じものを見て抱く感想が、
それぞれ違って面白い。

会社の中では知り得なかった面を、発見すること。
一緒に旅をする醍醐味だ。


【滋和堂】

漢方薬のお店で、みんな並んで足つぼマッサージを受ける。

私の担当のおじさんは、目を閉じ、とても集中した様子で、つぼを探る。

"ここぞ"というとき、上目遣いで私のリアクションを伺っていた。
痛いつぼを押すときには、「深呼吸」と言ってくれる。

「坐骨神経。姿勢悪イヨ。足組ム、ヤメル。ヘルニアナルヨ。」

片足が終わると、マッサージ前後で足の状態を比較する。
とても気持ちよくて、終わったあと足が軽くなった!

隣の席で太田さんが、高い漢方薬を売り込まれていた。

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